レオナルド・ダ・ヴィンチ

ダ・ヴィンチは軍事設計者としては、時代を先取りしすぎて実用化されたものはほとんどなかったらしい。

軍事兵器の設計は、絵で生計をたてていくのに不安を覚えたからという部分があるようで、自分を権力者に売り込む必要があった。

ただ、その仕事の機械工学にたいする興味は、絵の製作に生かされていくことになる。

 

とてつもない大天才といわれてはいるが、ベロッキオ工房での修行で計算された構図

をつくる手法を教えられているし、解剖学にも傾倒、おそろしいほどのメモ魔で一生研鑽をつづけた努力の人といえるだろう。